【住友林業】天井高2.8mは最高だけど注意!間取りや窓で後悔しないための4つの罠

※本記事は一部プロモーションを含みます

こんにちは、Twilifeです。

2025年に住友林業で家を建てた私たち。
数あるオプションの中で、「採用して本当に良かった!」と日々心から実感しているのが「天井高の変更(2.8m)」です。

住友林業の標準仕様では天井高は240cmですが、オプションで最大280cmまで上げることができます。
他社メーカー(例えば積水ハウスは270cmでした)と比較しても、280cmはかなり高い水準。
この天井高が、私たちが住友林業を選んだ決め手の一つでもありました。

2.8mの天井高を採用した我が家のリビング

しかし、ひとえに「高さを変えられる」といっても、意外と色々な落とし穴が潜んでいます。
あとで知るととんでもない後悔につながるケースがいくつかあるので、今回は私たちが直面した「天井高を上げる際の注意点とリアルな体験談」をご紹介します。

目次

① 部屋全体を高くできるか

天井高についてネットで調べると、他メーカーでも「300cm」やそれ以上の高さを謳っているメーカーや比較サイトが数多く見つかると思います。

しかし、ここには落とし穴があります。
天井高を高くできても、実は何かしらの「条件」が付くケースが多々あるのです。

よくある「高天井」の条件
  • ダウンフロア(床を下げる)にした部分だけ
  • スキップフロアのある場所だけ
  • 天井に構造上の「梁(はり)」が出てしまう
  • 室内の目立つところに「柱」が必要になる

その点、住友林業は『ワンフロアまるまる天井を上げることができる』という点で、トップクラスの設計力だと感じました。
※もちろん構造上できないケースもあると思いますので、設計士さんにご確認ください。

「天井高はどれくらいまで上げることができるのか」「そこにはどんな条件(柱や梁、段差など)があるのか」、ハウスメーカーを検討する際は、しっかり営業さんや設計士さんに確認した上で設計を進めることをお勧めします。

② 最大の罠「斜線制限」

いくらハウスメーカー側で天井高を上げられる技術があっても、その土地でどこまでの高さの家が建てられるかは、「斜線制限」の有無が非常に重要に関わってきます。

斜線制限とは、日当たりや風通しを確保するためのルールのこと。(道路斜線制限、隣地斜線制限、北側斜線制限などがあります)
特に「第一種低層住居専用地域」などの閑静な住宅街では、この制限が厳しくなる傾向にあります。

私は当初そんなことも知らず、意気揚々と「1階LDKを2.8mで!」と依頼したところ……

「斜線制限に引っかかって、できない可能性が高いです」

という衝撃の事実を設計士さんから告げられました。
天井高がハウスメーカー選びの重要な要素だった私たちにとってはまさに青天の霹靂で、しばらく立ち直れない日々が続きました……。

妥協案「床下げ」のデメリット

天井を上げられない可能性が噴出した際、解決策として「床を40cm下げて、実質的に2.8mの空間を実現する(ダウンフロア)」という方法で進めようとしていました。

ただ、これをすると以下のような多くのデメリットがありました。

  • 床下空間が狭くなり、将来の点検が困難になる
  • 配管の取り回しに制限がでる
  • 壁に構造上必要な段差が生じてしまう

もやもやした気持ちでこの解決策と向き合っていましたが、結果的に、本当にたまたま購入した土地が条件をクリアしていて、無事天井を上げることができ事なきを得ました。

これは絶対に事前に知っておかないと後悔することになると思います。
ハウスメーカーや不動産屋さんと一緒に土地を探す方は、土地探しの段階から「天井を上げたいので、斜線制限が厳しくないか」をしっかり確認しておくことを強くお勧めします。

③ ドアや窓の選択肢が狭まる

天井を高くすると、それに付随する「建具(ドアや窓)」のサイズ問題が発生します。

ハイドアの落とし穴

住友林業の魅力の一つに、天井の高さまである扉(ハイドア)が標準仕様になっている点がありますよね。
下がり壁のないノイズレスな空間を手軽に採用することができます。

ですが、このハイドアの仕様は「縦240cm」なのです。
つまり、天井高を280cmに上げると、ドアの上に40cmの壁(垂れ壁)ができてしまい、事実上「ハイドア」ではなくなってしまいます。

わが家は280cmに上げた1階LDKでは、思い切って「扉なしの設計」にしていたので事なきを得ましたが、問題が起きたのは「窓」でした。

大開口窓のサイズが足りない

天井と軒天をシームレスに繋げたかった窓

当初、中庭テラスと室内をつなぐ掃き出し窓は、天井と軒天含めてシームレスに繋がるように「天井高(2.8m)まである大開口窓」を希望していました。

しかし、メーカーに問い合わせた設計士さんから言われたのは、
「縦2.7mまでなら商品があるが、2.8mはなかった」ということ。
「悲しいお知らせがあります…」と伝えられた時のことは今でも忘れられません(笑)

私たちに迫られた選択肢は以下の三つでした。

  • ① 窓部分だけ天井を折り下げて、天井高まである窓に見せる
  • ② 窓部分だけ床を上げて、天井高まである窓に見せる
  • ③ 天井高までの窓は諦めて、上部に垂れ壁を作る

悩みに悩んで、我が家は「③ 天井高の窓は諦めて垂れ壁を作る」を選択しました。
天井と軒天がシームレスに繋がっている姿を見たかったですが、天井高2.8mの開放感と比べたら些末なことだと思って、今は納得しています。

着工後に発覚した窓トラブル

しかし、さらなる不運が発生することになります。
2.7mの窓で妥協したのも束の間、中庭正面の滑り出し窓は2.7mで発注できていたのですが、横に並ぶ「左側のFIX窓」は2.7mでも商品自体が存在しないことが発覚しました。しかも着工後に。

着工後に判明。左側だけ窓がない状態

図面上は実現できるサイズ感や設計でも、いざ発注する段階になってメーカー側からNGが出るということは、注文住宅では少なくないようです。

このままだと中庭の窓の一部だけ高さが変わってしまうため、設計士さんと苦心した結果、FIX窓だけ別メーカーのものを採用することで高さを揃えました。
住友林業では窓メーカーの混在は原則NGですが、今回は特例としてOKに。見た目もほぼ同じで、結果的に仕上がりには満足しています。

異メーカーでも違いがわからない仕上がり
【番外編】すりガラス発注ミス

窓に関してはもう一つ、「中庭を望める窓をすりガラス(型ガラス)で発注してしまっていた」というトラブルもありました。

透明ガラスを指定していたものの、設計図面で最初からなぜか型ガラスとなっていたのに気付かず、何十回もの確認をすり抜けてしまいました。最終的に住友林業さんの計らいで透明なガラスに変更していただくことができましたが、図面の確認は、一度まっさらな気持ちで見直すことが本当に大切だと痛感しました。

工夫:階段周辺のハイドア化

ちなみに、1階を扉なしの設計にしたとはいえ、お手洗いと階段下収納には最低限ドアが必要になります。
どうしても垂れ壁を作りたくなかった私たちは、こんな工夫をしました。

  • 階段周辺の床を一段上げた設計にする
  • そこに小上がりスペースやお手洗いをまとめて配置する

床が上がった分、天井までの距離が縮まるため、標準のハイドア(240cm)でも「天井から床までぴったり収まるシームレスな空間」を実現できました。
ちょっとした工夫ですが、ノイズレスな空間を作りたい方の参考になれば幸いです。

床を上げ標準ハイドアを収めました

④ 黙っていると標準のまま

最後は、当然かもしれませんが意外と盲点なポイントです。

担当の方にもよるのかもしれませんが、少なくとも私たちを担当してくださった住友林業の方も、検討していた積水ハウスの方も、「天井高はどうしますか?」という質問は特にありませんでした。
そのため、設計初期の頃は何事もなく標準の天井高(2.4m)で打ち合わせが進んでいました。

知らぬ間に2.4mで進む打ち合わせ

途中で「あれ、そういえば!」と気付いて最大の天井高で設計をお願いしたのですが、実は天井高が変わると、間取りに大幅な影響が出ます。

後からの変更は間取り崩れの原因

天井高(階高)が上がるということは、2階へ上がるための「階段の段数」が増えることを意味します。
段数が増えれば、階段のスペースが伸び、周囲の廊下や部屋の広さを圧迫することになります。
また、建物のバランスが変わるため、構造計算も最初からやり直しになってしまいます。

ギリギリになってから「やっぱり天井を上げたい」と伝えると、せっかく決まりかけていた理想の間取りを大きく修正しなければならなくなります。
天井高を上げたいと考えている方は、できるだけ初期の段階で設計士さんや営業さんに希望を伝えましょう。

まとめ

吹き抜けにしなくても、大きな開放感を与えてくれる「高天井」。
縦の空間を広々と使うことができるので、背の高い植物を置いたり、立体的なインテリア配置が可能になり、空間の質がグッと上がります。

いくつかの注意点や制約はありますが、それを差し引いても本当に、本当にお勧めのオプションです。
これから家づくりをされる方は、ぜひ今回の私たちの経験を役立てていただき、後悔のない理想の空間づくりを楽しんでくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

\ ハウスメーカー選びの第一歩 /

「天井高2.8m」のように、絶対に譲れない条件がある場合は、まずは複数メーカーのカタログを一括請求して、各社の得意分野や対応可能な仕様を比較しておくのがおすすめです。我が家も最初はここからスタートしました!

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